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ご卒業生インタビュー

こうしておけばよかった、と悔いが残らないように訓練の一日一日を大切にしたい
こうしておけばよかった、と悔いが残らないように訓練の一日一日を大切にしたい
Cocorport College新松戸駅前キャンパス卒業後、就労移行支援事業所Cocorport武蔵浦和Officeへ
キャンパス通所期間:2年
20代男性(知的障がい)

どんなに朝起きられなくても、「今日は欠席します」とは言わなかった

私とココルポートとの出会いは高校生の時でした。担任の先生から「生活習慣リズムを整えるのを支えてくれるところがあるけれど、進路先としてどうかな?」とお話があったのです。その頃の私は早く就職したいという思いがある一方で、自分の生活リズムを正さなければならないことも自覚していました。それを手伝ってくれるところなら行ってみようと思い、新松戸駅前キャンパスへの通所を決めました。

しかしキャンパスに通い始めても、なかなか朝起きることができず遅刻してばかりでした。このままでは絶対に仕事など就けないと思い、自分なりに夜早く眠るなど工夫してみたのですが、結局はスタッフからの電話で起こされて、「今から行きます」と髪もボサボサのままキャンパスに向かうという日が続きました。

ただ、どんなに遅くなったとしても、決して「もう今日は欠席します」とは言いませんでした。朝起きられないけれど、キャンパスに行けば楽しかったからです。同じ高校からの友達も数人通っていたので自分にとっては少し遊び感覚なところもありました。時々盛り上がり過ぎてスタッフに注意されてしまいましたが、友達や他のメンバーさん達と沢山お喋りしたり、皆でゲームしたり、キャンパスでの時間はとても楽しいものでした。なので最初から週5日、休むことなく通っていました。

Officeへ行って訓練することで、今よりもっと広い視野で仕事を探せるのではと思った

そんな私でしたが、1年半経過したころから本格的に進路を考え始めました。スタッフと相談する中、同じココルポートの就労移行支援事業所であるOfficeへ進む道が見えてきました。当初は就職を考えていましたが、生活リズムの点でまだ不安がありましたし、それまで仕事をするという経験が全くなかった私は、いきなりここで会社に行くよりも、一度Officeへ行って訓練をすることで、もっと広い視野で仕事を探せるのではと思うようになりました。そうしてOfficeへ実習に行き始めたころから、遅刻もほとんどしなくなっていきました。どうにかして遅刻の流れから抜け出そうと、使っていない古い携帯と今の携帯で2つのアラームを掛け、さらに2つの目覚まし時計を遠くに置いてセットし、時計4台を使って起きる努力をした成果でもありますが、進路が定まってきたことで、自分の気持ちも「もう遅刻している場合じゃない」と変わっていったのだと思います。

Officeではボールペン組立や郵便物仕分けなど、軽作業を中心に訓練をしています。段ボール1箱分の古い封筒を見て、「全部自分一人で新しく作り直し、入れ替えるぞ」と目標に決め、2~3ヶ月かけて完了しました。最初は辛かったですが、続けていくうちに慣れ、今では他の軽作業もどんどん進められます。一つのことに集中し目標に到達させる仕事は、自分は得意かなと思うようになりました。そこから、就職先もそのような仕事を探しています。スタッフともよく相談しながら、今着々と就職への準備を進めています。

また、私はOfficeの朝礼係も担当しています。実は人前で話すのはとても緊張するのですが、キャンパスで行っていた「ミニコミュニケーション※」という訓練がとても役立ち、朝礼を進行する任務を果たせています。(※「趣味」や「今日の朝ご飯」など、お題が書いてあるカードに沿って人前で1分間で話す訓練)朝礼係が遅刻すれば、朝礼だけでなく全員の訓練スタートも遅れてしまいます。「みんなが待っている」という意識は私を大きく変え、人前で話すことや遅刻防止というだけでなく、就職を目指して進んでいくという自覚や責任感などを身につけさせてくれていると思います。

こうしておけばよかったと、悔いの残らないように

今ココルポートで訓練を頑張っている多くの方々に私が伝えられることがあるとすれば、訓練の一日一日を大切に、悔いが残らないようにしたほうがいいということです。実は私には少し、キャンパス時代に対しての悔いというか未練があります。遅刻しないよう朝起きること、友達とのお喋りでなく訓練に集中することなど、もう少し早く気づけていたら…と思うのです。訓練できる期間には限りがあり、アドバイスをちゃんと聞いていれば時間や機会を無駄にしなかったのではと今思います。スタッフからのアドバイスもプログラムも、真面目に真剣に受け止めなければ意味がなく、その後自分が苦労することになります。そんな私のようにはなってほしくないので、「あの時やっておけばよかった…」と悔いが残らないよう、スタッフや周りの人からのアドバイスを真剣に聞き、できる限りココルポートでの時間を有効に過ごしてほしいと思います。私も、今度はOfficeで後悔しないよう、スタッフに勧められたこと、自分が少しでも興味をもったことは何でも挑戦しています。たとえもし失敗したとしても、挑戦するために自分に何ができるかと考えたプロセスと実際に挑戦した経験は、絶対に無駄にはならないと思っています。

そして自分のやりたいことや進みたい道を見つけるためには、思い込みで決めつけず、とにかく色々なものを試し動いてみるしかないと思います。そうする中で自分の得意・不得意が見つかり、幅が広がっていきます。キャンパスでもOfficeでもそれを繰り返しながら、私もそれを見つけていきました。

必要な時はちゃんと注意してくれるスタッフがいる。だから安心して挑戦できる

武蔵浦和Officeのスタッフは全員が優しいですが、必要な時は遠慮せずしっかりと注意してくれます。私も、言ってくれるから気づけることがあると理解しているので、安心して様々な挑戦ができます。キャンパスのころの私はジャージ姿で遅刻していて、オフィスカジュアルもマナーも知りませんでした。言葉遣いも一人称は「俺」でした。ですがキャンパスでもOfficeでも、スタッフの皆さんはそうしたところを一から根気よく注意してくれました。今では職場でOKな身だしなみもできますし、他のご利用者さんとも自然と敬語で話すことができています。ココルポートに通うことで大人としてのマナーやふるまいに気づき、身につけられて本当によかったと思っています。自分の力で収入を得て社会の一員として進んでいくという夢を、早く叶えたいです。

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